ビジネス会計検定は株好きサラリーマンの最強の資格

ビジネス会計検定とは

簡単に言うと決算書を読む能力が身に付く資格です。

ビジネス会計検定には3級〜1級があります。
3級は財務諸表の基本的な知識が身に付きます。

10月と3月に試験が行われます。
ビジネス会計検定の試験日程

テキストも書店に売ってます。
ビジネス会計検定3級 公式テキスト

四季報と何が違う?

「四季報の読み方が身につく本」はいっぱいありますよね。
その本とは身につく内容が非常に似てます。

ただ、ビジネス会計検定の方が
財務諸表(PL、BS、CS)の各項目を
より突っ込んで解説しています。

ビジネス会計検定は投資家向けというよりも

企業の役員向けのようの資格

  • 営業から出世した人
  • 社内の肝入り商品のプロダクトマネージャー
  • 人事関連で出世した人

こういう人って社内の事情には詳しくても
そもそも決算や経営の知識はない。

そういう人が最低限の決算の読み方や
決算書の各項目を知るのにはすごくいい資格です。

ぶっちゃけ株式投資という意味では
四季報の読み方的な本を読んで勉強する方が有益
かもしれません。

ただ、ビジネス会計検定のメリットとして、、、

サラリーマンが社内で堂々と言える資格

ビジネス会計検定は知名度こそありませんが
社内で堂々と勉強してると言える資格です。

ビジネス会計検定は
「企業の決算書を読む知識が身につく資格」
「会計の基礎知識が身につく資格」
上司に言える資格です。

たぶん、大企業やIT関連企業に勤めてる方は
カオナビのプロフェッショナルレビューで
「自分のキャリアを考えろ」って言われると思います。

そこで「私は株式投資をやりたい!」なんて言えませんよね(笑)
「ファイナンシャルプランナーの資格をとります」もグレー(笑)

でもビジネス会計検定ならだいぶ
社内のキャリアを考えた資格って感じになります。

簿記とビジネス会計検定の違い

簿記でもいいんですが
簿記だと文字通り経理や会計の資格。

決算書の作り方ではなく
決算書の読み解き方を身に付けたいなら
簿記よりもビジネス会計検定の方が有益です。

社内の立ち回りと実益を兼ねた資格という意味では
ビジネス会計検定は最強の資格です。

中小企業診断士ならさらに踏み込んだ多様な知識

中小企業診断士も決算書の知識はもちろんですが
ITセキュリティや人事などの知識も身に付きます。

企業の経営という意味では中小企業診断士の知識はより幅広いです。
だから企業分析という意味では中小企業診断士の方が優れてます。

ただ、株式投資ではまずは決算書の読み方が大切なので
中小企業診断士よりもビジネス会計検定の方が有益だと思います。

3級を10月に受験します

今回3級を受験します。

試験に向けて公式テキストを買って少し勉強しましたが
株式投資で決算書の読み方を勉強してた人なら3級は簡単だと思います。

ちなみに公式テキストの各章はこんな感じです。

  • 1章:総論
  • 2章:貸借対照表
  • 3章:損益計算書
  • 4章:キャッシュフロー計算書
  • 5章:財務諸表の読み方

この5章は投資の知識があれば
1日1時間で、1章終わります。1週間で1冊が終わります。
10月の最初の1週間の詰め込みでもなんとかなりそうです(笑)

アバウトですが

  • 損益計算書には営業利益、経常利益、税引き前利益、純利益がある
  • 貸借対照表は左が資産、右が負債と純利益
  • キャッシュフロー計算書は営業、投資、財務がある
  • 各書類の各項目(ここはマニアックなところも試験に出るので少し暗記が必要ですね。)

この程度の知識がわかっているなら
かなり余裕で合格できると思います。

プロフェッショナルレビューの作成が大変なこの時期に
検討してみてください。

https://www.b-accounting.jp/guide